若くして持ち家 2019年7月10日
昨日の新聞に「若者 持ち家志向」という記事があった。私の家の周りも古い家が取り壊されいつのまにか小綺麗な家4~5軒が建つ。畑もあっという間に手ごろな大きさの家、数軒に変身。その上あっという間に若い夫婦層が入居している。
若いのに感心だな・・・と思っていたら記事には賃貸よりも得だからと、購入理由が述べられていた。同じ条件で物件を借りると、超低金利政策によるローン金利の低下により月額で10万円も持ち家のほうが安くなるのだとか。そんな訳で生涯コストを計算した30代の持ち家比率は52.3%まで高まっているという。ところが、この持ち家派の日常生活はというと、住宅ローンで支出の余力がなく節約を迫られる若者が多い。内閣府も若年層の消費は低下傾向にあると認めている。こんな世帯に老後2,000万円が必要だから計画的に資産を作りなさいよと言っても、負債超過でそれどころではない。さぁどうするんだ?日本!
池田 2019/7/10