ちょっと前に、神戸の小学校でなんともなんともお粗末ないじめ事件が露見した。いじめられたのは男性教師、いじめたのはリーダー格の女教師1名と男性教師3名であったと。立派な大人の教育者が、今や小中学生でもやらないような次元の低いいじめの内容で、ここに書きだすのも憚られる。神戸には独自の選任制度があって、新任校長は自分で選んだ教師を新任校へ同道することができるんだとか。今回のリーダー格の女教師は前任校長のそれだったとかで、現校長はその女教師から教えてもらうことも多かったと発言。校長よりも高位にあったことが伺える。教職者は聖職者なんて幻想はとうにないけれど、ここまで地に落ちているとも思わなかった。いつの時代だって懸命に職を全うしている先生はいる。イレギュラーなパターンばかり追及していると、前向きに取り組んでいる先生たちのやる気をそぐことにつながりかねない。あとは責任の取り方。このことが周りの子供たちに説明もされずうやむやになることがあってはならない。