天皇誕生日の連休を使って、山陰を旅してきた。古い仲間たちが証券会社に勤務する友人のリフレッシュ休暇に付き合っての企画だったが、新型ウィルスに怯えてしり込みする輩はいなかった。新幹線と山陽本線とJR境線で鳥取境港（さかいみなと）で一泊、次の日はゆっくり起きて島根出雲大社拝礼、国宝松山城、戻って鳥取、大山の中腹で二泊目、三日目は今回の旅のメイン再び島根足立美術館・・・と、ここに旅の行程を記すのが目的ではない。この旅でほかの団体客にほとんど遭遇しなかったことを記したかった。どんなお店にも消毒薬が設置され、防疫対策に全力で取り組んでいた。
 都内のショップに設置された消毒ポンプを定点観察していたら、利用者は2割にも届かなかったとニュースになっていた。電車の中でも素手で吊革や手すりにつかまって、その手でスマホ触って、友達の肩に手を置いて・・・なんとも危機感の欠如した行動が今朝の今朝も電車の中で見かけた。一人一人が防疫の意識を強く持って臨めば拡大を阻止できると確信する。