2020年オリンピック開催地が「TOKIO」と読み上げられた時、それまでに絶対語学マスターして、やってくる海外のオリンピック観戦客に大会ボランティアとして積極的に関わって、盛り上げる！と鼻息荒かったことが懐かしい。
 あれからまぁ数えきれないほどのケチがついた。国立競技場計画の白紙撤回、公式エンブレムの盗作疑惑、当初予算の６倍にもなった運営費、白紙撤回して仕切り直した新国立案もすったもんだ。そんな中でIOCのトップスポンサーのTOYOTA社長豊田氏が、大会組織委員会副委員長の職を辞任。のちの委員長の行動を見ていれば、辞任したくなるお気持ちは無理もないと納得した。
 長々愚痴を書いたが、そんな数えきれないケチのついたオリンピックだけど、やると決めたのなら精一杯応援する。盛り上がりに欠ける聖火リレーだって強い関心をもって見守るし、何より大会開催を熱望していたアスリートたちの競技を熱く見守り心からの拍手でもって応援する。