また起きた高齢者事故 2022年11月22日
福島県で97才の高齢者が歩道を走行し、はねた歩行者を死亡させるという痛ましい事故がまた起きた。97歳まで生きてきて・・・残された日々を亡くなった方への贖罪に生きるなんてあまりに惨い。自分が高齢者の枠に入ってみて思うけれど、確かに自分はまだ大丈夫と言う意識はかなり強くある。家族の高齢者免許更新時講習について行ったとき、高齢者の皆さんの待ち時間の過ごし方やおしゃべりの中にその大丈夫意識がかなり強く見え隠れしていた。この97才の方も日常的に運転していて今まで問題ある行動や事故はなかったそうだ。しかしここ最近車庫入れにてこずっていたり、車にこすった跡があったりとご近所ではかなり心配されていたとか。同居する家族がなかったり、また移動手段としてなくてはならないものだったりする時の高齢者の免許について、もっと深く議論がなされて手厚くフォローしていかないと、こんな哀しい惨い終焉を迎えることになる。決して他人事ではない。
池田 2022/11/22