米国の鎖国政策 2025年4月7日
今日の日経新聞トップに米国トランプ政権が、高い関税の壁を築き、世界に背を向け始めたとあった。世界は自由貿易を軸に共存共栄という経済秩序を守り続けることができるのか。高関税による鎖国状態を自ら築いたトランプ政権は戦後80年の間、関税貿易一般協定(GATT)を主導して世界で自由貿易の旗手を務めてきた。結果、世界経済は、市場開放による貿易額の大きな上昇カーブを描いたのだ。この間、最も恩恵を受けたのが米国であるにもかかわらず、現在の国内経済不調を、中国はじめ世界への不満として高関税という直接的な手法を強行したのだ。国内の戦後の恩恵にあずかれなかった多くの労働者の拍手喝采を背に浴びながらも、米国が世界経済という海を漂流し始めたことは確かなようだ。
池田 2025/04/07
【お仕事をお探しの方】
クレイブで働いていただける方を募集しています! 求人サイトもしくは求人ボックスにも掲載しておりますのでぜひご覧ください!