ネット追跡網 2019年6月26日
今朝の日経一面トップに『データの世紀 世界が実験室』と題した記事「追跡網膨張どこまで」と気になる記事が出ていた。普段何気なく操作するスマホやPCやタブレットの利用履歴が集約され、ネット上の住所であるIPアドレスなどと連携させて、同一人物が使用する複数の端末データを洗い出してしまうという技術が、すでにデータ世界では当たり前になっているというのだ。PCで週末の温泉等を検索するともうその瞬間からおすすめ宿ガイド、ほかのおすすめ温泉地などがずらっと並ぶことはすでに皆さんご経験済みかと思う。
それが今やPCで検索したことがスマホや自宅のタブレットにまで紐づけされて、おすすめ温泉情報に乗っ取られてしまうという事態になっているというのだ。そういえば、先日会社のPCで廃棄物の容器について調べていたら、次の日から個人のスマホにフレコンパックの通販会社から鬼のように大きな容器のカタログが殺到した。私の情報はすでに統合されているらしい。人心もコントロールできる技術がすでに登場しているとか。新しくて効果的なルールを作らないと、されるがままだ。
池田 2019/6/26