「赤ちゃん泣いてもいいよ」ステッカー 2019年8月14日
最近は満員電車で泣く赤ちゃんになかなか遭遇しなくなった。それでも休みの日の夕方になると電車の中や、レストラン、商業施設などで見かけることがある。
私個人としては微笑ましいのだが、近くにいる人たちが、手元のスマホから泣いてる赤ちゃんに視線を向けるとき、なかなかに冷ややかだなと思うことがある。
自分の子育て中は、今の時代より周りがもっと寛容だったように思うが、人混みの中で泣かせておけず電車やバスに乗っているときは早々に降りていた。
おむつを見て、汗拭いて、麦茶飲ませてもなお泣くときは、万一の時のために持ち歩いていたスルメをよく握らせたものだ。一才にも満たない子に、スルメがいいかどうかは別として見事に泣き止んでくれた。
「赤ちゃん泣いてもいいよ」シールが複数の自治体で配布されてるらしい。赤ちゃんはこの国の宝、皆で見守り共に育て合う意識は国造りの礎だとも思う。
ただ、泣いてる赤ちゃんの親が何のアクションもなく無関心でいられると「あのねぇ・・・」となるのは今も昔も同じだ。親の気遣いが見えれば、ほとんどの人が「赤ちゃんは泣くものよ」と自然に思えるものなのだから。
池田 2019/8/14