「王室」と「皇室」 2020年1月15日
天皇皇后両陛下が、エリザベス女王のお招きをうけ国賓として、即位後初で英国を訪問されることが決まった。
今、英国王室はヘンリー王子一家の「引退宣言」で揺れている。王室のファミリーと言えども人間であるわけで、どう生きたいかは個人の意思が尊重されるべきだと思う。基本的に認められる方向にあると思うが、長男ウィリアム王子贔屓の偏った国民感情のあおりを強く受けての判断も大いにあって、これ以上我慢がならぬということでもあるのだろう。
一方日本の皇室も、生前退位や皇位継承問題がある。この度の代替わりによって皇室に対する配慮というベールが剥がされ、かなり辛辣な批判も見えるようになってきた。弟宮の家庭問題も週刊誌を騒がす事態となっているが、皇位継承者わずか3人の日本の皇室にあって、万が一にも皇位離脱があってはならない。ゴシップ報道もほどほどに願いたい。
池田 2020/01/15