手紙を書く 2020年2月14日
毎日の業務、とにかく朝から晩までPC入力操作で終わる。最近は打ち合わせでさえもPCを持ち込んで、メモしたり議事録とったりと欠かせない。時々漢字変換で笑っちゃうようなミスもするけれど、文章中であれば前後の脈絡から意味を引き出して適切な漢字を選択してくれる。なんと便利なものよといい気になって使っている。
先日幼馴染のお母様ご逝去の報せをもらい、幼馴染へ弔文を手書きで書き送った。昔は下書きなしで一回で書けたのに、うまく書けなくなってることにひどく驚いた。
ペン先がスムーズに動かないし、漢字とひらがなの字間の配分などがバランスよくとれない。
そういえば昔、前職でギフト商品を扱っている時、その商品名、価格、バリエーション、マスター数とあらゆるデータが頭に入っていた。その後、バーコードを読み込むレジが普及したのだが、ぴっぴっぴっとバーコードリーダーが勝手にデータを読み込んでくれるようになったとたん、自分の中に積み上げてあった多くのデータが消失した。それもすごい速度で。PCも同じだ。PCにお任せして作文しているうちにいろいろな能力が消失していく。
池田 2020/02/14