ラジオやTVで連日、個人向け債務整理を　売りにしたCMを大々的に流していた表題の法律事務所が、負債総額51億円で破産申請をしたのはたしか6月下旬。
それが今日の新聞で、過払い請求により返還されていた31億円がまるまる負債額充当に使われてしまっていたと掲載されていた。依頼者に返還していない？
 もう開いた口が塞がらないとはこのこと。ここはまさにか弱い依頼者を守るために弁護士さんが戦う場面じゃないの？それなのに弁護士さんが加害者側になるって・・・一体どうなっているの？
 この事務所、弁護士先生6人と30人前後の事務員で構成されていたのだそうで、それら全員が悪人なの？と新聞見る目を疑った。世も末だわとつぶやきながら調べてみたら、あらあらまあまあ、お勉強家で世間知らずの弁護士先生たちを、一枚も二枚も上手の、今はなき大手高利貸企業の元支店長が代表を務めてる広告代理店に、まるまる乗っ取られていたんだってさ。
 信じられないけど・・・こんなことあるのねぇ。
 それにしても破産申請が「ミネルヴァ」からでなく、所属する第一東京弁護士会から提出されたってのが、少しばかり情けないことだわねぇ。
 しっかりしなさいよ弁護士先生たち！