緊急事態宣言延長 2021年5月12日
長きに及ぶこのコロナ禍、出口は一向に見えてこない。ここにきて感染者数も重症者数も死亡者数も増加の一途をたどるばかりだ。ここまでくると緊急事態宣言の延長も致し方ない。そんな中、都立公園のバスケットゴールに群がる若者たち。ほとんどがマスクをしているがマスクなしが何人もいる。
公園事務所になぜバスケットゴールを使用中止にしないのだと聞いたら都から指示が来ないからだと、公園駐車場だって閉鎖されてるというのに、自分で考えようとしない、ひたすら上からの指示待ちだ。緊急事態宣言て一体何なんだ?
それでもすぐに園内放送がかかった。「バスケットゴール付近の皆さん、マスクの着用をお願いします。また密にならぬよう十分に注意してください。」効果のほどは不明だが無いよりましのアナウンス。
コンビニの前でマスク顎にかけた小学校高学年風男子三人がハイテンションで笑っていた。仲良しならマスクしようよって声掛けしたら、一番初めにマスクした子が「はい!ありがとうございます!」って言ってくれた。ちゃんとわかってるんだね。声掛けは余計なお世話。それでも一声かけ続けることで誰かを、その誰かの大切な誰かも守ることができると思うし、今日現在も医療の最前線で疲弊しながら逃げ出すこともできないでいる医療従事者の方たちをも、救い出すことができると信じて、余計なお世話の声掛けをこれからもずっと続けていこうと緊急事態宣言延長の今日改めて思いを強くした。
池田 2021/05/12