日本の希望の星 大谷翔平 2021年7月16日
改めて言うまでもなくMLBシーズン前半戦で、33本塁打を難なく量産して両リーグトップ。米国人があのベイ・ブルースの生まれ変わりとまで評する大谷翔平を見ていると、知らず知らずの内に体の内に力が湧いてくる。多くの日本人が同じ想いを重ねていることだろう。
野茂英雄、イチロー、松井秀喜らの大物選手にだってあった、フィジカル面(肉体的・身体的)な弱さ。それを技術力や精神力で補うところが日本人選手の凄さだったのに、大谷翔平という人はそのフィジカル面をもフル装備されていて、オールスターゲームの前に行われたホームランダービーで両リーグ選出の8名の中でも一歩も引けをとっていない。故に悲壮感がなく実に楽しそうにプレーしている。こんなに胸のすくことが今まであっただろうか。
日本中が4度目の緊急事態宣言やオリンピック開催の賛否も含めて重苦しい雰囲気の中、彼が日々築き上げる奇跡のような成績が、私たちに一条の光となって力をくれる。
池田 2021/07/16