全国自治体の問題行動・不登校調査 2022年10月31日
2021年に全国の小・中・高で認知したいじめが過去最多の61万5千件だった。そのうちネットいじめが2万件を越えた。スマホの所持率が上がるに伴ってその数は増えている。いじめによる自殺児童数も減少してはいない。
一方で不登校児童も前年比24%も増えて24万5千人。9年も連続して増加している。
中でも小学生は81,500人で前年比28%増、中学生は163,500人で前年比23%増と最大の増加割合となった。これは2020年からの感染予防や感染拡大のための在宅学習経験もおおきく影響し、登校意欲の減少と「無理に行かせる必要はない」と判断する保護者の意識変化もあるように思う。コロナ過がもたらしたこのような変化が、これからの日本の将来にどう影響するのか。気がかりな数字だ。
池田 2022/10/31