女子も男性に並び、仕事を持つようになったことで、生涯子供を持たない率が世界的に上がっていると今朝の新聞にあった。「生涯無子率（チャイルドレス）」と言うらしい。
人口学的には５０才の女性で子供を持っていない場合を指す言葉。今回の調査では１９７０年生まれが対象で比較可能な１７ヵ国のうち、日本は群を抜いて27％だという。フィンランド20.7％、続いてオーストリア、スペインと続く。このチャイルドレスの理由として、結婚困難型、無子志向型、出産延期型、不妊・健康理由型と分類できるらしい。
　異次元の少子化対策に挑戦するなどと首相は発言されているが、子育て世帯だけでなく、この結婚困難型に目を向けて、対応していくことが重要だと思う。２０００年生まれで推計すると現状の出生率が続けば31.6％、出生率が低くなれば39.2％にもなるとされる。大変だ！富める男子の創出と仕事と子育てとの両立支援を急がないと。