冤罪 袴田事件 2023年3月15日
袴田事件が東京高裁で再審を認める決定がなされた。事件から57年、死刑確定から42年という月日はどのようなものだったか。日経新聞のコラムに「冤罪」の意味が書かれていた。「冤」には、捉えられたウサギが覆いの中で身をかがめ動けずにいる状態を表しているそうだ。57年もの間覆いの中で身をかがめて生きることがどんなに惨い事か。日本の再審制度に不備があるとされて久しい。
袴田さん自身も87歳と高齢、早期に審議して、ご存命の内に彼の名誉を取り戻し、謝罪し、保障して差し上げねばならないのは明白なことと思う。
池田 2023/03/15