スーダン退避の各国の対応 2023年4月27日
あちこちきな臭い世界状況の中、アフリカスーダンではスーダン正規軍とその傘下の民兵組織RSFとの衝突による内戦が激しくなり、相互に交わした停戦発表後も銃撃音が途絶えずとなっている。そのような状況から、各国がスーダンからの退避を始めた。
いち早く政府関係者を全員退避させたと発表した米国、外交官のみを退避させたフランスやイギリス、中でもフランスは 自国民、外交関係者、同盟国の国民、欧州の外国人スタッフも一緒に今後、迅速に退避させる予定と発表した。
いち早く政府関係者を退避させた米国は、スーダン国内に残る米国民間人16,000人の救出退避は予定していないと明言した。日本政府はというと随時避難準備を進めている状況とか、これはこれで心配だが、自国民を戦場に置き去りにするという米国の姿勢には驚きを隠せない。
池田 2023/04/27