均等法の母 赤松良子さん逝く 2024年2月12日
元文部大臣で日本ユニセフ協会会長の赤松良子さんが94歳で逝かれた。男女雇用機会均等法の成立に尽力し「均等法の母」と呼ばれ、女性の社会進出の道を開拓した。自身は大学を卒業し男女平等で働きたいと思ったが、時代は大卒の女子が煙たがられ採用されない社会であった。また「結婚退職制度」もあったが、ちょうどこの頃この退職制度による解雇が無効とされる判決が出て、社会は一気に女子差別撤廃へと向かい、国連の女子差別撤廃条約への批准を目指す国内法の整備に尽力した。市川房枝氏や藤田たき氏(津田塾大学長)ら先人たちの努力に続き、後に続く後輩たちを笑顔で励まし続けた。
同じ女子として女子の不遇時代に貢献された方には心からの敬意を表したい。
池田 2024/02/12
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