大谷桜の開花 2024年3月25日
今朝の日経コラム春秋に桜が大好きな西行法師の話が載っていた。彼の残した句で最も有名なのが「願わくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」の句。満開の桜の下で死にたいというもので実際に西行は1190年3月31日72歳で逝去した。句の時期と三月弥生では、ずれを感じるが実は旧暦で歌ったものを新暦に直すとピッタリだったという話。他にも「梢打つ雨にしおれて散る花の惜しき心を何に例えん」雨に打たれて無念に散ってゆく花の気持ちはいかばかりかなど桜の歌には枚挙にいいとまがない。
今の今まで華やかに咲いていた大谷という桜が、心無い雨に打たれて勢いを無くし、その姿が美しくないからと、無残に手折られるなどという事がないように願いたい。花前の雨冷えで花期が遅れた分大きな花が咲いてほしいものだ。
池田 2024/03/25
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