2025年1月28日に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故は今日現在、転落したトラックの運転手を救出できずにいる。この想像を絶する道路陥没の映像を見ながら、そういえば10数年前の東名高速道笹子トンネル天井板落下事故の時も、技術力の高いこの日本においてこんな事故が起こるのかと愕然とさせられた事を思い出した。交通量の激しい大きな道路でこれほどまでに大規模な道路陥没、発生から間もなく半月にもなろうとするのに救出作業が遅々として進まない現実。地下に不気味に空いた大きな空洞が人間をあざ笑っているように見える。人間社会の高齢化が進むようにインフラも老朽化が進んでいる以上、点検整備等を充実させて陥没や落下事故がこれ以上無いよう、被害者の方の一日も早い救出と併せて願っている。

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